備忘録

しわ無し脳みそのために...

マジェスティ125FI 購入3

マジェスティ125は、予算6万以下、フューエルインジェクション(FI)、走行4万km以下(できれば3万以下)、機関上なら外観気にせず、の方針で探すことにした。住宅ローンと教育費で青息吐息のおやじには余裕はないので、とにかくコストパフォーマンス重視で、保障ありの中古車販売店がはあきらめ、自己責任のもとネットで激安品を探すことにする。

 

ヤフオクでは前期のキャブレター車と、後期のFI車で人気が異なり、キャブは古いことと(2001年以前)、日本の冬に弱いことなどのせいか、相場も低く売れ残りが多かった。比べてFI(2002年以降)にはなかなか手頃なものがなく、いいなと思って迷ったらあっという間に即決価格でさらわれてしまう。

 

ジモティーでよさそうなのが二つあって、ちょっと遠かったが実物を見にも行ってきた。完全な個人間売買にちょっとためらいもあったが、ヤフオクの車バイクカテゴリーはプロが大分入っているようで、まったく無意味な最低落札価格があったり、いいものはすぐになくなったり、難しい。

 

一台目は電車とバスで1時間半とかなり遠かったが、出品者は引退した自動車整備工が、小遣い稼ぎにやっているようだった。きれいで値段もほどほど、最初はエンジンもすぐかかった。いいかなと思ったら、5分もするとエンジンが動かなくなった。ガソリンも追加したがだめで、お断りして引き上げた。あれはなんだったんだろうか。やっぱり実物を見るのは大切だった。

 

二台目は、日曜早朝に寝ぼけながらジモティーを見て見つけた。土曜日の深夜にアップされたもので、65,000円とちょっと予算オーバーだったが条件がまあまあで、さっそく見学希望の連絡を送ったらすぐOKの返事がきた。自分が一番だったそうで、急ぎ日曜午前中の用事を済ませそのまま車で昼前に見に行った。

 

他の仕事を持っている人が、余暇に転売をバイトでやっているという感じだった。実物を見るとカウルの左右にこけた傷やひび割れがあり、かつ揺れるとマフラー内部からカラカラ音がした(触媒が外れた音という説あり)。マフラーは錆が結構あり、タイヤ4分山、バッテリーは弱く、後輪ブレーキが甘い。とてもベストとはいえない。しかし2008年式(実質最終型)で、走行が28,300キロと少ないことと、キック一発で嵐を呼んだのが気に入った。

 

マジェスティ250にはキックはないそうだが、オヤジとしては、今時のキック無しのバイクには恐怖心がある。セルはあるに越したことはないが、エンジン絶不調の時や電装系のトラブルの時にどうするんだろう。RZ350はセルなしでも特に困らなかったし。また昔、スタンドボーイのバイトをしていた時、スタンドに誰もが始動できないカワサキW3があって、チョークや燃料コックをいじりながら汗だくでキック100回くらいやったらキャプトンマフラーから轟音を吐いてエンジンが動きだしたのが嬉しかったことを思い出した。

 

さてマジェスティ125は、この状態なら7~80,000円以上が相場のはず。駐車スペースの試乗しかできなかったが、思い切って65,000円で決めた。

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