備忘録

しわ無し脳みそのために...

奥多摩周遊道路の携帯圏外エリア

奥多摩周遊道路にいくと、下記の看板(病院に収容されるまで約2時間かかります)があちらこちらに立っている。これは救急車が現地と病院の往復にかかる時間というだけでなく、携帯電話の圏外エリアが多いというのも原因だという話をどこかで読んだ。

知床の遊覧船事故で無線が故障していて、連絡手段を携帯電話としていたというニュースをみて、それでは奥多摩周遊道路の電波カバーエリアはどうなんだと思って調べてみた。

すべて4Gエリア、2022年3月~4月の状況で、黄色のハイライトの部分が圏外の部分となる。

 

1:ドコモ さすがの天下のドコモでも、意外に圏外のエリアがかなりある。道路よりも、登山道のカバーを優先しているようだ。考えて見れば、そのほうが有意義かもしれない。

2:au 7~8割がた圏外。ちょっと意外。auならもう少しカバーしているかと思った。

3:ソフトバンク これほどカバーしているなんて、本当なんだろうか。なんとなくこの地図は信用できない。

4:楽天モバイル 楽天本体とローミングパートナー(au)を見たが、「いわずもがな」というやつである。奥多摩周遊道路に入る前の青梅街道ですら、圏外の部分がある。「がんばりましょう」のレベル。

◎楽天本体

◎ローミングパートナー(au)


これだけ見るとドコモ一択に見えるが、しかし東日本大震災の直後は契約者が多いドコモは、輻輳(一度に大量に発生する発呼で電話がつながらなくなる状態)が発生してまったく使い物にならなかった。それに比べ自分が持っていたauは10回かけると1回程度繋がり、ドコモユーザーから「貸してくれ」と頼まれた。トータルして考えると、難しいものだ。様は、「救急や病院のお世話にならない運転をしましょう」ということだ。

 

なお北海道知床のau、ドコモのエリアを調べると、アウトドア派の人は「ドコモ一択」だと思う。薄い水色が、海上の電波到達エリア。

auソフトバンクも似たようなもの)

◎ドコモ(さすがは天下のドコモ)