備忘録

しわ無し脳みそのために...

秩父のダムと三峰神社

秩父小鹿野町というところがバイクによる町興しをやっていて、TVで時々取り上げらている。そんなことを調べていたら、実は集まってくるバイクがうるさくて町興しは一枚岩ではないという話もあるらしい。たまにそこに行き爆音をまきちらしている人は、毎日そこに住んでいる人の立場を考えよう。

また秩父には大きなダムが四個あるという。昔、家族で黒四ダムを見に行って、壮大さに驚いたものだ。またダムカードというのがあって、ダムの管理棟に行くとただでもらえるそうだ。カードマニアもいるようで、もらいにいってみようか。そんなことを思い出したら、ふと行ってみたくなった。

また秩父のダムのほうには、三峰神社がある。ここは極真会館の大山総裁が修行で山籠もりをしたことでも有名で、また寒稽古などもここでやるようだ。調べたら記念碑があるとのことで、これも見に行ってみたいなと思った。

そんなこんなで、先日の奥秩父グリーンラインに続いて、また埼玉遠征をしてみようかと思った。地図をみると、バイクの街小鹿野の北側にある合角(ごうかく)ダム、それから三峰神社への途中にある滝沢ダム三峰神社のすぐそばの二瀬ダム、そして三峰神社へいってみようと決めた。

いつもは妻をパートに送り届けてから出かけるのだが、今日は少し距離があるのでお許しをもらって朝6時半頃に家を出た。所沢から飯能まで国道号を進み、そこからは国道299号高麗川西武鉄道秩父線と一緒に進む緩いワインディングロードとなる。


正丸トンネルをくぐって少し行くと、道の駅 果樹公園あしがくぼがあり立ち寄る。まだ店舗は開店前なので、ちょっと休んでまたバイクにまたがる。少し行くと春に芝桜がきれいだという羊山公園の脇を通り、秩父市街を抜け北上する。秩父はほとんど行った事がないが、埼玉南西部の中核で大きな街だった。

バイクの街、小鹿野町のを横目になお道を進むと、やっと合角ダムが見えてきた。ダムカードをもらいに管理事務所(矢印)に行ってみると、警備のおじさんがすぐにくれた。「ごうかく」という読み方のため、ここのダムカードは受験生に人気があるそうだ。

一休みしたら、三峰神社の途中にある、滝沢ダムに向かった。ダムに近付くと巨大なループ橋が見えてきた。半径100メートル以上の円弧を描きなから、ダムの高さ分を登って行く。すごいスケールの橋だ。ダム管理事務所(矢印)にいくと、コロナのためカードは放置され勝手に持ってけドロボー状態だった。通常のカードと、周年記念カードの両方をもらってきた。

その後、その近くの三峰への道、秩父往道(国道140号)途中にある二瀬ダムにも寄る。二瀬ダムは荒川をせき止めるダムで、対岸にある三峰神社へはダムの突堤を走って川向うに渡る。そのため道幅が狭く交互通行となっている。ここもダムカードは、コロナで勝手にもってけ状態だった。ただ管理事務所(矢印)は国道に面しており向かいにはダム見物のための駐車場があるためか、結構ダムカードをもらいに来ている人がいて意外だった。前の二つは自分だけだったのに。

そしてダムの上を走って対岸に渡り、林道三峰線(県道278号線)に入る。林道とはいっても、三峰神社への観光バスも走る道だ。しばらくは順調に行っていたのだが、しばらく行くと渋滞が始まった。これは三峰神社の駐車場待ちの渋滞だ。前の方に駐車場が見えるならばバイクの特権でちょろちょろと進むのだが、前は全然見えない。しばらく待ったが全く進まない。そうこうしているうちの昼の12時を過ぎてしまい、このままでは妻のパートの迎えに行けなくなってしまうと判断し、残念だったがあきらめて引き返すことにした。帰ってから調べたら、この駐車場はシーズン中は平日でも渋滞するらしい。次回はもっと早い時間に来ることにする。

帰りは、荒川沿いに秩父往道(国道140号)を秩父鉄道と一緒に秩父市街地に向け進む。市街の秩父鉄道の踏切のそばで、人が並んでいて店があって何だろうと思ったが、帰ってから調べたら秩父名物「わらじかつ丼」の店だった。草鞋のようなでかいトンカツが乗っているそうだ。秩父はトンカツの店が色々有名らしい。十分腹がでているので、残念無念。帰りにどこかの道の駅でお土産でも買おうかと思っていたのだが通り越してしまって、結局朝に寄った道の駅「あしがくぼ」にまた寄って、お土産をちょっと買った。朝はスムーズだった下り線がそこそこ混んでいる。このくらいの時間から来る車やバイクもいるようだ。上り線はまだ空いていて快適に進むが、もう2~3時間もすると帰りの通行で混み始めてくるだろう。

時間の余裕がなかったので寄り道をせずに最短コースで、往路と同じく正丸トンネルをくぐり入間に向かう。バイパスで所沢を抜け、時間ギリギリに自宅に到着し、迎えの時間に間に合った。

これから紅葉になって山は増々混むだろうし、さらに寒くなると山の上では雪が降るそうだ。リベンジはいつにしようか。