備忘録

しわ無し脳みそのために...

新しいバイクがやってきた NC750X DCT (RC90) その1

結局バイクはNC750X DCT Eパッケージ(ETCとグリップヒーター付き)にした。2001年製バンディットは2年前にオークションで購入し、覚悟してはいたもののその後の整備が面倒だった。マジェスティは2007年だったし、今さらながら高年式車の維持と売却が大変な事がわかったので、大分高かったが某大手中古車チェーン店で保証がしっかりついた2016年製(2016年モデルからDCTの弱い部品が対策品に変わったとの情報あり)のものがあったので、そこで購入することにした。プレスリリースはこれ

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しかし2月下旬、会社帰りに店頭にて現社を確認後に購入の意思を示してから、納品までだいぶ時間がかかった。バイクブームなのか、納品が続いているようで、納車前整備に時間がかかるという理由だった。暇な2月のはずにもかかわらず、結局3週間ほど待たされた。さらに納品時間には渋滞で遅れ、あたりは真っ暗で、また大雨も降ってきた。新しいバイクは屋根なしのトラックの荷台に乗せられて、びちゃびちゃになって我が家にやってきた。

雨ガッパを着て受け渡しをしたが、書類やお札も濡れて正直言って車両のチェックなんぞやってる余裕はなかった。バンディットも下取りしてもらう予定だったのでぴかぴかに磨いておいたが、こちらも雨でびちゃびちゃになってしまった。ドナドナみたいにお別れする時は悲しいかな、と思ったがズボンの裾や靴下はびっちょりで寒く、そんな情緒もへったくれもなかった。

一晩明けて、雨は止み、朝起きたら晴れだったので、濡れたバイクを拭きながらよく眺めてみた。まず感じたことは、やはりミドルクラスなのかなということだろうか。最近の流行は後輪周りがスカスカが多く、余計そう見える。昔はナナハンといえば大型だったが、今やリッターバイクなんぞ珍しくもない時代になったため、ナナハンは中型の範疇なのだろう。17インチタイヤもバンディットに比べると、ちょっと小さく、細い。価格が安くなっていいかもしれないが。

また軽くて、押して歩くのが楽だった。バンディットは油冷だから軽いと言う話だったが、それでも車重は248キロあった。押す時は、シートに寄りかかり体重をぐっとかけ気合を入れて腰でシートを押すようにして歩いた。しかしNC750XのDCTモデルの場合231キロ(DCTモデルは13キロ重い)らしいのでそれほど違うわけではないのだが、重心が低いためか意外に取り回しやすかった。

乗車姿勢はクロスオーバー(アドベンチャー)モデルのため、オフロードバイクのように上体は直立で、ハンドルも高く広く、短足の足は両つま先(中底足)がつくくらい。バンディットはやや低めのハンドルだったため長時間乗ると腰にきたが、今度のは楽そう。足付きがやや悪いがローダウンキットも入手できるので、しばらく様子を見てみよう。

知ってはいたが、センタースタンドがない。最近は軽量化とバンク角確保のためか、そういうモデルは珍しくないようだ。チェーンがどうも白っパケていてグリスでも吹いてやろうかと思って気が付いた。モノタロウで買ったバイク作業用スタンドがあるので、今度合わせてみよう。またメーカーオプションで、センタースタンドも入手できる。

とまあ観察はここまでにして、近所に試運転に出かけることにした。

www.honda.co.jp

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