中古車マーケットの相場や、球数など、Webで数週間探してみた。すると自宅から30分ほどのバイクショップにNC750X DCTが比較的安価ででた。出たのは土曜日で、翌日曜に気付き、日曜午後に電話してみたところ「土曜に売れてしまった」とのことで、がっかりだった。やはり探している人はいるものだなと思った。
◎NC750X DCTは、以下の点がよさげだった。
- DCTでクラッチフリー。
- 新車価格が安い(99万円)ため、中古価格も低め。
- 割と売れたようで、球数がそこそこある。
- カスタムパーツが色々ある。
- ATモードに加え、S(スポーツ)モードが3種類加わった。
- ABS付き。
- パーキングブレーキ付き。
- ウエーブキーとイモビライザー付き。
- ランプ類がLED化し、省電力になった。
- Xはクロスオーバー(アドベンチャー)モデルなので、乗車姿勢がアップライトで腰が楽そう。
- ハーフカウルがついている。
- 普通ガソリンタンクの部分が大きなラゲッジスペースになっている。
- Eパッケージというモデルには、ETCとグリップヒーターが標準装備。
- ガソリン1リッターで28.3キロと低燃費。
◎よくない点は以下の通り
- DCTに故障が多い。(2016年以降は対策品がでたようだ)
- DCT付きだと15kg重くなり、231kgと750ツインにしては少々重い。
- フロントディスクがシングル。
- ノーマルモデルはシート高が高く(830mm)、二気筒のくせに四気筒のバンディットと同じくらいで足が中足底くらいまでしか届かない。(低いLDモデルやローダウンキットがある)
- 軽量化のためか、センタースタンドがオプションになっている。
- フロントウインドスクリーンが少し小さい。
- リアフェンダーが今時の流行りの形状で、後輪の泥ハネがすごそう。
- 同じくリアの形状のため、リアカウルがないのでリアの収納スペースがない。
- 普通の燃料タンク部分のラゲッジスペースには、たぶんうちのヘルメットは入らない。
- ここまでやるならオートクルーズもつければよかったのに。
DCT故障のリスクはあるが、トータルで考えるとやはりこれがよさそうだ。あとは財布と相談しながら、具体的な中古車を探してみよう。