備忘録

しわ無し脳みそのために...

ETCの2022年問題と2030年問題

うちに来た2016年モデルのNC750X DCT Eパッケージは、メーカー出荷時にETCが内蔵されている。ところが最近のニュースによると電波法関連法令の改正により、2022年12月1日から一部のETC車載器が使用できなくなるそうで、さらに2030年にはETC 2.0以外はセキュリティ規格の問題できなくなるという。

 

2022年問題

2009年以前に技術基準適合証明 旧スプリアス認証(漏れ電波が多い)を受けて製造されたETC。自分のETCが該当かどうかを調べるには、下記のリンクでわかる。メーカーオプションでついてきたETCは、漏れ電波が少ない規定で製造されているものもある。法改正により、漏れ電波が多いものは2022年12月から使用禁止となる。

うちで該当するのは車(トヨタ)とバイク(NC750X DCT タイプE)は、両方とも古いのでETC 1.0だが、漏れ電波が少なく2022年問題は大丈夫だった。しかし念のためバイクのETCモデル名(JRM-11H2)を検索したところ、以下の登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報がヒットしOK(スプリアス規定 新スプリアス規定)であることが確認できた。

技術基準適合証明等を受けた機器の検索

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2030年問題

また今回の電波法に関わるスプリアス規格問題とは別に、今度は2030年頃までにETCのセキュリティ規格の変更が予定されている。対応するのは、ETC 2.0で、1.0については全部だめで、かなり多くのETCが2030年から使用できなくなる。うちのは車もバイクもだめだが、後8年後なのでまだ時間はある。だた古いセキュリティが破られるようなことがあると、前倒しの可能性もあるらしい。

ETCが1.0か2.0かを調べる方法は、以下の通り。

carbest.jp