備忘録

しわ無し脳みそのために...

バイク購入時 その他の事項ついて

  今回はネットオークションで前オーナーによる予備車検付き、という条件で購入した。予備車検を知らなかったので事前に調べて分かったが、車検だけは事前に通る手続きをとったというもので、地元の陸運事務所に行けば車体検査なしで、書類手続き、税金支払いや自賠責加入だけでナンバーがもらえる、というものだ。ただしここでややこしいのは、24ヶ月点検が含まれていないということだった。その分はこちらでやるしかない。

 バイク本体はナンバーなしで運ばれてきたので、バイク屋さんに依頼すると発生するナンバー取得代行費用(1~2万が相場らしい)をケチるため、代休をとって平日に自分でやることにした。ネットで検索するとやり方が多数出ている。便利な世の中になったものだ。以前も車のナンバー変更などを、自分でやったことがある。

 まず朝8時半に家の近所の市役所出張所に行き、住民票をもらう。そのままその他必要な書類を持って、マジェスティで真っ青な冬晴れの下、立川(住所は国立市)の多摩自動車検査登録事務所に向かった。今回の作業は中古新規登録(ナンバー取得手続き)となるので、以下を行った。

①東京都主税局多摩自動車税事務所に向かい、必要書類を出して税金や手数料を払って納付書や印紙などをもらう。

②次に一旦敷地の外に出て、すぐそばに沢山ある代書屋(ほとんどが損保代理店を兼ねている)に適当に入って自賠責に加入する。

③次にまた敷地内に戻り、(独)自動車技術総合機構 関東検査部多摩事務所に行き、カウンターで車検登録をする申込書に記入し、必要書類一式と一緒に申し込む。10分ほどで車検証が渡される。

④また敷地内の東京都主税局多摩自動車税事務所に戻り、書類を出すとナンバープレートとボルトとナットをくれて、手続きは全部終わりになった。

 まだナンバープレートがない車両なのに、どうやって自賠責保険に入るのかちょっと不安だったが、聞いて見ると「フレームに刻印されている車台番号」によって加入ができるそうだ。

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通称 多摩陸運局陸運局という組織はもうない)

 あそこに来ている人々の雰囲気は独特で、おっさんからおねいさんまで色々いるが皆プロだ。ディーラーや整備工場から来ている人だろう。必要なことがすべてわかっており、サッサと済ませてさっと帰っていく。場違いな自分は書類を書くのにまごつくなど、不慣れな素人がモタモタしてプロの皆様にご迷惑をおかけしたが、30分ほどで無事ピカピカの多摩ナンバーと車検証をもらってきた。これで20,000円ほど、節約できた。時間が早かったせいか、混雑もしておらず10時前には全部終わった。

 このころはまだ、コロナによる緊急事態宣言や外出自粛要請などが出るギリギリ前だったので、今考えると滑り込みセーフだったと思う。

 マジェスティの時にナンバープレートを盗まれたので、普通のボルトナットでなく特殊な工具が必要な専用ボルトで取り付けた。ナンバープレートの端っこに、小さな車検のシールを張り付ける。これでやっと最低限、公道を走れるようになった。

 

 ただしもう一つ必要なのが、任意保険。マジェスティは原付二種だったので、車の保険にファミリーバイク特約をつけてカバーしていたが、今度はそうはいかず別途入り直す必要がある。事故を起こして、いい年をして賠償できませんなんてシャレにならないの。ナンバーが決まったので、早速よさそうな保険をネットで探す。

 バイク保険はチューリッヒ保険と三井ダイレクト損保がよさそうだったが、総合的にバランスが取れているのがチューリッヒのようだった。対人対物無制限は当然だが、保険料と故障時のレッカーなどサービス内容で各社差が出てくる。チューリッヒは二年目から高くなるという話もあったが、大型自動二輪免許交付の時、ゴールド免許がブルーに変わってしまったので、保険料は安い方がいい。よってとりあえず今年は、チューリッヒにネットで加入した。来年はまた考えよう。翌日の午前0時から保険でカバーされる。これでやっと乗り出せるようになった。よかった!