備忘録

しわ無し脳みそのために...

大型二輪免許挑戦日記 15 その2(府中運転免許試験場)

 バイクなら教習所から府中免許試験場まで20分かからなかった。試験場ではバイク置場を探してちょっと迷ったが、自転車置場の一部だった。運転免許試験場に入ったのは2時20分ごろだった。これなら余裕。

f:id:tokyo_it:20191227223255p:plain

 しかし現地に来てみると「当日中に新免許交付希望の場合は、受付は3時半まで」であった。さらに実際に申請書を書き、費用(3,800円)を払い、視力検査をし、暗証番号を登録して、窓口に提出し受理してもらうので、空いていてもギリギリで3時10分到着くらいが限界だろう。さらに警視庁Webには3時半~4時までの受付なら、再度後日に免許を受け取りに行かねばならないことが書いてない。自分は問題なかったが、どうも役所は不親切だ。
指定教習所を卒業された方の中の、学科試験免除の方(既に第一種免許(原付免許、小型特殊免許を除く)をお持ちの方)

 自分は2時40分ごろには申し込めたが、引渡しの紙には13番と書いてあった。ギリギリで後の回になったようで交付は4時からで大分待たされたが、とりあえず当日交付になった。

 

 府中運転免許試験場には今まで何度も日曜の朝一番に免許書き換えに来ているが、いつもものすごい人数が集まっている。警視庁のWebには「年末で混雑が予想される」とでていたのでちょっと覚悟してきたが、しかし今日は平日のさらに一番遅い時間だったせいか空いていた。

 待っている間に昼飯がまだなことを思いだし、地下1階にある食堂に行ってみた。運営が東京都交通安全協会の食堂とのことで、どんな一品が出てくるかおっかなびっくり味噌ラーメン(600円)を頼んだら、あら不思議、コクがあって結構うまかった。3時半でクローズの食堂はガラガラで、そこで少し時間をつぶした。

f:id:tokyo_it:20191227223447p:plain


 退屈だったので構内を散歩しようと思ったが、あちこち立ち入り禁止になってあまり動き回れない。以前免許を交付された東側の二輪コース脇の建物にも行けなくなっていた。ここでは月二回の日曜日に二輪の講習会(セーフティライディング・スクール)を行っているとのことで偵察をしてみたかったのだが、駄目だった。同様に多摩川沿いの喜多見にある警視庁の交通安全教育センターでも講習がある(初級オートバイ教室サンデーオートバイ教室)。胸部プロテクター持参が必須だそうだが、保険料200円だけで参加できるそうなので、大型バイクを買ったらいってみたい。

 

 2階の免許交付場では九百何十番なんて呼び出しがあったが、4時5分前くらいに13番と名前を呼ばれて窓口にいくと、担当のおじさん(おじいさん 警察OBだろう)から「大型二輪を取ったんですか?(その年で....)」と、驚きかつあきれられながら新しい免許を受け取った。

 免許には、米粒ほど小さく「大自二」と書かれていた。このために頑張ってきたのだ。原付の二段階右折違反のため、今回の変更でゴールドがブルーに変わってしまったのが玉に瑕だが、20代からの夢がやっと現実になった。今日はクリスマス。自分へのいいプレゼントになった。安全運転でいこう。オヤジの無謀な挑戦はこれで一休み。